伊藤の時代?

DeNA南場さんのブログより.

これからはア行を重点的に採用してはどうかという話になった。
イカワとかアイザワとか。五十音順でもアルファベットでも最前列の彼ら彼女らは、常に何事も最初にあてられる。十分に思案する時間などなく、突然身に降りかかった難題、それは自己紹介だったり質問への回答だったり、運動や作業だったり、ありとあらゆる類のものだが、それらを全員の注目を浴びながら、圧倒的な準備不足の中、なんとかまともに切り抜けて来た連中だ。
そして次の難題がいつ降りかかってくるのか、常にそのプレッシャーと戦いながらまともな大人になって来た。
リーダーシップの重要な要素を後天的に身につけている。

ア行の時代|DNA of DeNA

僕は伊藤暦24年です!!「後天的に恵まれた環境」に生まれたことを親に感謝しないといけないかも.

ところで,一ヶ月くらい前にも書いたんだけど,伊藤陽介という名前はとてもありふれている.

どのくらいありふれているかというと,Googleで検索したら,鳴門教育大学の先生とか,コーチングの人とか,C言語の本の作者とか,どっかの会社の社長とか同姓同名の人がたくさん出てくるし,東大入試のときは隣の席の人が同姓同名だったし,高校の同窓会名簿には同姓同名の人が4人くらい載っているくらいだ.

まず,地元は伊藤姓が比較的多い地域*1なので,クラスに伊藤が2,3人いるのは普通.名前が珍しい人は,クラスメイトや先生にも名前を覚えてもらいやすいだろうけど,名前のインパクトがないというのは大きなビハインドを持っているはず.

そのような環境で育つと,ちょっと目立つことをしないと自分のことを覚えてもらえないので,それだけ工夫をして過ごしてきた人もいるはず.

他の見方をすれば,名前の普通な人は,名前を読み間違えられて嫌な思いをすることもないし,名前をネタにいじめられたりもしないので,素直な人が多いということも言えるかもしれない.

ということで,ありがちな名前の人を採用するというのはいかがでしょうか.

*1:伊藤姓の分布については「伊藤という名字の分布地図データ」を参照