YouTubeにTOKYO MXがブランドチャンネル開設

東京のUHF局・東京メトロポリタンテレビジョンTOKYO MX)は7月12日、YouTube日本語版にブランドチャンネルをオープンした。チャンネル開設はスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)に続いて2社目で、地上波テレビ局では初。
ITmedia News:YouTubeにTOKYO MXがチャンネル 地上波局初

TOKYO MXは、去年からYouTubeに歩み寄っていたが、それがうまくいって、今回のブランドチャンネルにつながったのだろう。

TOKYO MXのブランドチャンネルを見ると、今のところ、一本1〜4分程度のニュース、一本10〜40分程度の「石原都知事定例会見」、一本3,40分程度の「談志陳平の言いたい放だい」という配信リストになっている。

ニュース映像は、手ごろなサイズでブログとかいろいろなところに貼り付けるのに便利なので、使い勝手がよさそう。

石原都知事定例会見」は、TOKYO MXのページでもストリーミング配信しているみたいだけど、配信料を安く抑え、かつ、広く配信するために、YouTubeに載せるメリットは大きいだろう。

「談志陳平の言いたい放だい」は、立川談志野末陳平が長々と好き勝手語っているだけの動画でも、意外と再生数があるのがちょっとおもしろい。去年の8月、同番組で亀田八百長疑惑に激しく言及した動画(http://jp.youtube.com/watch?v=vUc4LuU2kOY)がYouTubeで人気になったりしていたからなぁ。

日本のテレビ局はYouTubeと真っ向から対立しているイメージが強いが、これが成功すれば面白い方向に向かっていくかも。現時点では版権的に問題なさそうなコンテンツしかないけど、TOKYO MXのブランドチャンネルの取り組みに期待したい。