大川印刷社長訪問
6月の話になるが、ちょっと関わっている東京大学アントレ会で大川印刷という印刷会社の大川社長を訪問して、話を伺った。
僕が訪問レポートを作成したのだけど、今日ホームページに掲載したので、印象的だった言葉を抜き出してみた。
大川社長は、「本業を通じた社会貢献」という言葉を掲げて、本業である印刷業を通して環境配慮などに取り組んでいる。まず、僕にとって「本業を通じた社会貢献」という視点はすごく新鮮だった。CSRを高めるために、本業とは関係ない寄付などを行うのではなく、本業で利益を上げつつ、世の中に貢献する。理想的な姿だなぁと思った。
また、「企業のミッション」について、このように語ってくれた。
あるとき、コンサルタントの方から、「企業のミッションとは、その企業の存在価値である」というお話を聞きました。今自分の会社が潰れたとしたら、明日からあなたの会社のお客さんは本当に困るのか、ということです。改めて社会に必要とされる企業とは何か、を考えさせられました。
明日自分の会社がなくなったとして、クライアントは困ってくれるのか、それとも同業他社に鞍替えするだけなのか。自分は将来、起業したいと思っているけど、これは重要な視点だと思った。
議事録には載せなかったが、幸せについての言葉も印象に残っている。
人の幸せとは何かを考えてください。
究極の幸せは四つです。
- 人に愛されること
- 人に褒められること
- 人の役に立つこと
- 人に必要とされること
愛はともかく、あとの三つは仕事で得られることです
2時間ほどの訪問が終わったあと、何だかすごく充実感があったのを思い出す。ここでもらった言葉は、大切に心にしまっておこう。