伊藤陽介という名前
「404 Blog Not Found:実名って不平等だよね」
小飼弾さんがいろいろ書いているが、僕の名前は「伊藤陽介」とありふれた名前なので、個人特定力は低いかもしれない。でも、他の意味でちょっと困ることがある。
まず、地元は伊藤姓が比較的多い地域*1だったので、クラスに伊藤が2,3人いるのは普通。名前のインパクトがないだけで、先生に覚えてもらう順番は遅くなってしまうし、ひどい場合には「大きい伊藤君」と「小さい伊藤君」と呼ばれ続けられたりする。
また、東大の入試は、あいうえお順に席が決まっているんだけど、僕の隣の席の人は同姓同名(漢字も一緒)で、回答を取り違えられたら大変だなーとちょっとドキドキしていた*2。
「伊藤陽介」でGoogle検索すると、それはそれはたくさんの伊藤陽介さん*3が出てくる。C言語の本の作者だったり、どっかの会社の社長だったり、何かの懸賞の当選者だったりに、自分の名前が書いてあるとドキッとするね。
ということで、他人と差別化できる珍しい名前にはちょっと憧れがあって、小飼弾さんとは違った意味で、実名のアンフェアさを感じたりする。
*1:伊藤姓の分布については「伊藤という名字の分布地図データ」を参照。
*2:結局、どちらの「伊藤陽介」も受かっていたけどね。