おもしろい人と一緒にいること

ほぼ日手帳には毎日数行の文がついているんだけど、今日のはなかなかよかった。

おもしろいと思ってる人の近くにいた方がいいような気がする。
おもしろい人と一緒にいるとやっぱりたのしいですよ。
つまんない人と一緒にいるとおもしろくなくなるんですよ。
おもしろいと思うような人たちとか、おもしろいことであるとか、
そっちに自分を置いたほうが、いいと思うなあ。
<塚越隆行さんが『就職論。』の中で>

調べてみると、これはほぼ日刊イトイ新聞の企画で、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の日本代表である塚越隆行さんと、糸井重里さんが対談した中で出てきた言葉で、下のリンク先でその対談を読むことができる。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 「ほぼ日」の就職論。

おもしろい人と一緒にいることというのは、僕も大事だと思う。自分のことを振り返ってみると、特に高校、大学では、本当におもしろい人に恵まれてきたなぁ。

高校を選んだ理由は地元で一番の進学校だったからだし、大学を選んだ理由は自分がやりたかった分野で最先端のことができそうだったからだけど、そんなことよりも意図せずして、本当におもしろい人が入る場所に身を置けたということが幸せだったと思う。人は周りの環境に大きく影響されると思うのだけど、おもしろい人たちと過ごした日々が今の僕の価値観を形作っているのは間違いない。

僕が後輩に進路について何かアドバイスするとしたら、一番、おもしろい人がいそうなところに進むべきだと言う。自由闊達な校風の方がおもしろい人が多いだろうし、一般的にレベルの高い高校・大学の方がアツイ気持ちを持った人は多いし、単科大学より総合大学の方がいろいろな人と出会えそうだし、地方の大学より東京の大学の方が全国からいろいろな人が集まってきておもしろい。

来年からの仕事でも、周りにはおもしろい人が多そうなのは何よりだ。これからの人生でも、おもしろい人にいそうなところに身を置くというのは、一つのキーワードにしたい。